Blackwing Volume 16.2

エイダ・ラブレスは早年より数学に長じ、一見関連性のない事物や着想に創造的な繋がりを見出す驚異的な能力を見せていました。
自身で “発見能力”と表現したこの才能を、彼女は驚くべき方向で発揮してゆきました。

1843年、チャールズ・バベッジの解析機関（機械式汎用コンピュータ）についての文書を翻訳していた時、エイダはこの機械に関する自身の考えを書き加えました。
この時加筆された内容には初の完全なコンピュータプログラムと呼ぶべき考察が含まれており、これによって彼女は死後「コンピュータ時代の予言者」の称号を得ることとなりました。

ブラックウィング16.2は、数学者にして作家、予言者でもあったエイダ・ラブレスへの敬意を表して発表されました。

ホワイトの木軸にマットブラックの金具を合わせたデザインは、初期のパソコンのシンプルな造形にインスパイアされたものです。文筆にも計算式の記述にも最適な、硬めの芯を使用しました。

16.2という数字は解析機関のデータ容量であった16.2KB（平均的なスマートフォンのデータ容量の0.00005％）に由来し、ブラックウィングロゴの反対面には彼女がサインに用いたイニシャルであるAALを表す二進法記号が型押しされています。

商品仕様

・色：マットホワイト
・硬度：ファーム
・消しゴム：ホワイト

個装入数（個/本）　12

個装寸法（mm）　213×65×22

個装重量（g）　122

製造国　日本